10月の挨拶

2018年10月01日

 甘い香のキンモクセイや目に鮮やかなヒガンバナ、風にゆれるコスモスなど、秋の花々が美しいこの頃です。 

 さて、今年も中学生の職場体験を9月に2校受け入れ、11月にも1校の予定が入っています。園児たちにとって「お姉さん先生」は、小学生とも大人とも違う、新鮮な存在で、沢山の遊びを一緒になって楽しみ、色々な体験をすることが出来ました。職場体験は、仕事の内容をしっかり知る、というよりも、体験を通し、チームワークやコミュニケーション、マナーなど社会性を養うことに視点を置いており、園としても喜んで協力をさせて頂いています。多くの卒園生が希望してきてくれることも大変嬉しいことです。緊張ぎみだった生徒さんも園児たちと思いきり身体を動かして遊ぶ中で、笑顔があふれていきました。

 職場体験を受け入れるのには、園としての大切な願いがあるのです。それは、短い時間ではあるけれど、幼稚園の生活や遊びの中に身を置くことで、幼い頃を思い出してほしいということです。目の前の子どもたちと同じように、家族に愛され、先生たちの愛情に包まれ支えられて、夢中になって遊んでいた幼稚園時代があったことを、愛されている自分、唯一無二の自分を、思春期の入口に、心に刻んでほしいと思っているのです。

 その後に届いた手紙には、「いつも笑顔の子どもたちから私も勉強やダンスをがんばろう、と明るい気持ちになった」とか「自分も挨拶や笑顔、感謝の心を大切にしたい」とか「先生方の優しさがとても心に残り"愛される先生"というのはこういうことなんだと感じた」など、心に響く言葉が綴られていました。

 全力で遊ぶ事の出来る、笑顔に満ちたまっすぐな子どもたちと共にいる幸せに感謝しながら、幸せの心を行き来させ、これからも心を込めた教育・保育の日々を重ねていきたいと、あらためて思ったことでした。今月もどうぞ宜しくお願い致します。