2月の挨拶

2020年02月01日

 梅の花が咲き始め、暦の上では春を迎える月です。

 本来、節分は季節の分かれ目の立春、立夏、立秋、立冬の前日をいいましたが、今ではこの立春の前日を指すようになりました。日本では古くから、春を1年の始まりとし、大切にしてきたからでしょう。そして鬼や疫病を祓う宮中の儀式「追儺(ついな)」が、日本独自の「豆うち」神事と結びつき豆をまくようになった、と言われます。園でも子ども達が鬼のお面や豆入れを作ったり、戸口に立てる鰯の頭を刺した柊の枝を見たりして、豆まきを行います。

 ところで、毎年2月1日から7日までを、東村山市では「いのちとこころの教育週間」と位置付け、学校・家庭・行政が一体となって子どもたちの健全育成について考え実践に取り組む機会としています。命の大切さや人を思いやる心は、一朝一夕に育つものではなく、日々の様々な体験の重なりから得ていくものであるからこそ、私達大人も、時に立ち止まり、自分自身を見つめることが大切なのだと思います。子どもたちは「鬼は外!」と言いながら、「わがまま鬼」や「泣き虫鬼」など困った鬼を追い払うのですが、同時に、自分の中に住んでいる「がんばり」や「やさしさ」などといった、一人ひとりの「福」を大事に育てあげていってほしいと思うのです。